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レゴやプラモやおもちゃ

Modeling Tools

1999/7/6

20年ぶりにプラモデルを作った。とにかく、手元には工具も塗料も何もない。塗装の知識も腕もさび付いてる。 失敗の連続であった。ここでは、今回学習したツールの欠点、塗装のテクニックをいくつかご紹介する。

エアブラシ

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  • 上がシングルアクション(以下SA)、下がダブルアクション(以下DA)のエアブラシである。 なぜ2種類あるかというと、恥ずかしながらSA/DAの2タイプあることを知らず、 最初にHGシングルエアブラシセットを買ってしまい、余りの使いにくさに閉口して買い直したのである。 昔はエアブラシといえばピースコンしかなく、これはもちろんDAであった。
    SAは、「初心者には使いやすい」とか、「均一塗りに適している」などと紹介される場合があるが、 とんでもない間違いである。
    エアブラシは、ニードルを後退させて塗料の吹き出し量を調整する。DAではボタンを押すとエアが出て、 そのまま引くとニードルが後退し、塗料が出る。SAは、ボタンとニードルは連動しておらず、 後部のつまみをゆるめて塗料の量を調整する。このため、吹き始める直前につまみをゆるめ、吹き終わったら即 締めなくてはならない。つまみをゆるめたままにすると、先端からポタポタ塗料が漏れ出す。そのまま吹くと ポテリが飛んで大失敗となる。吹き出し口に塗料が残りやすく掃除も面倒だ。 DAではこのような問題は起こらない。また、ニードルストッパーが付いていれば、ニードルの 最大後退位置が設定でき、線吹きも可能だ。

    左は、昔買ったオリンポスPC-100Cである。実家に埋もれていたのを掘り出した。PC-101より多少安かったのだろう。 ニードルストッパーが付いていない。エア缶専用なので、今回はメタリック塗装用とした。

    結論: エアブラシは、ニードルストッパー付きダブルアクションタイプを選ぶ

エア缶 vs コンプレッサー

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  • エア缶の欠点といえば、「連続使用すると冷えてエア圧が下がる」ことしか知らなかったが、 細かいシャドウ吹きの段になって、全く使えないことが判明した。
    ■ 吹き始めに急激にエアが吹き出る(ホース接続の場合)
    ■ エア圧が断続的に強くなることがある
    結局、6本ほどエア缶を消費したあげくに、Mr.リニアコンプレッサーを購入した。 上記の欠点は全て解消され、動作音も静かである。

    ちなみに、タミヤの「HGコンプレッサー」や、WAVEの「しずか御免」は、エアブラシ側でエア圧を調整できない。 エアを出っ放しにして使うしかないので、要注意である。

    結論: エア缶は使いものにならない。Mr.リニアコンプレッサーを購入する

メタリック塗装

内部機構のメタリック塗装は大きな問題だった。とにかくパーツが多い。シルバーの上にクリアカラーを 吹き重ねるなどと手間のかかる方法ではやっていられない。 Mr.メタルカラーは、質感は良いが皮膜が弱く手で触れない。
結局、シルバー(8)につや消しブラック(33)を混ぜ、メタリックグレイを作って塗ることにした。
パレット上で混ぜて筆塗りで試した時は良好な質感が得られたが、吹きつけ用に大量に混合して みると、混合の割合や塗料の濃度によって光沢や粒子を安定させるのがきわめて難しい。 化学実験的正確さで調合する必要があるかも知れない。

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  • Mr.メタルカラーはラッカー系塗料ではあるが、性格はエナメル系に近いものがある。 事実、エナメル系シンナーにも溶けてしまう(!)。筆むらが出にくく、皮膜が軟らかで、磨くと金属光沢が 出る。今回は、バーニア等の一部のパーツに使用した。また、ポリパーツに塗ってもラッカー塗料のように パラパラと剥がれることがないので、接合部のポリパーツにも使用した。

    左は今回使用したダークアイアンとブラスである。この2色はかなり性格が違う。ブラスの方は ラッカー塗料並みに筆むらが出やすい。

シャドウ吹き

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  • 今回初めて挑戦したが、拙いシャドウ吹きでも、これほど見栄えが良くなるとは正直驚いた。 スケールモデルをリアルに見せる最大のポイントかも知れない。
    詳細についてはHJ誌99年4月号にも詳しく説明があるので省くが、吹きつけ法には少々コツがある。
    エアブラシを面に垂直に向けて直線を吹こうとしても、なかなかまっすぐには吹けない。 そうではなく、エアブラシを面に平行に向け、稜線をエアの端がかかる感じで徐々に近づけて吹くと良い(左写真)。

便利な道具

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  • ハンズで仕入れた「まけないぞーねんど」とハンディクリーナー「プロダスト」だ。
    この粘土は、放置しても固まらず、油粘土のような匂いもなく、触ってもべとつかない。 乾燥用にパーツを刺す台としてはもってこいである。
    クリーナーは、先に柔らかいブラシが付いており、塗装直前にパーツの埃を取るにのに便利だ。 交換用のフィルタも売っている。

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  • タミヤ製のニッパーである。当初、金属も切断できるニッパーを使っていたが、刃の角度が深く ゲートを傷めやすいために買い換えた。

    バネが片方外れていたが、これは仕様なのだろうか?