Hobby

レゴやプラモやおもちゃ
2018/6/10


 6月21日にNintendo Switch <統合版>が発売されるので、一足先にベースが共通のWindows10版を遊んでみた。これは以前、Java版を買った時に無料で入手したまま、放置していたものだ。
 ちなみに、InputMapperというツールを使うと、PS4コントローラでとくに問題なく遊べるが、ここでは詳しく触れない。

クラフト画面

 Win10版の購入時は、Java版のようにいちいちレシピを覚えてアイテムをマスに置かないとクラフトが出来なかったが、レシピ本が導入されてPS4版のようにお手軽にクラフト可能になった!ただ、持ち物画面とクラフト画面がいっしょになっていて、(Y)ボタンで持ち物を開いてもクラフト画面になったりするのは、少々使い辛い。

水のアップデート

 イカしか泳いでいなかった不毛な海に、お魚がたくさん泳いでとっても豊かになった!これだけでもSwitch版が楽しみだ。この水のアップデートは、PS4にも配信が発表されている模様。ただ、すでに生成済みの海はどうなるんだろう?

天候

 PS4版では昼間に雨が降ることはめったになかったが、Win10版では頻繁に雨が降る。とくに夕方からが多い。最初のうちは、風情があって悪くないと思っていたが、たまに雷雨になって雷が落ちたりするので、ちょっとめんどくさい。

地図

 地図の作成が非常に面倒…。まず、スケールが0/4~4/4の5段階あって、PS4と同じ512x512は3/4、[地図所持]で開始すると、この地図を持つ。地図をクラフトすると、スケール0になってしまうので、周りを紙が囲んでクラフト…を3回繰り返さないといけない。また、紙だけでも地図は作成可能だが、現在地が表示されない(笑)。まぁコンパスが無いから分かるんだけどねぇ…。スケールは全く不要なので、PS4版のように無くして欲しかった。(一度作ったら複製するという手もあるが)
 ちなみに座標は地図ではなく、画面に直接表示できる。

水流

 もしかしたらこれがSwitch版のアップデートで大きな問題になるかも知れない。スケルトントラップを作っていて気付いたのだが、画面のように水源のマスには水流が出来ない。スケルトンが留まって流れてくれないのだ。このために、奥から水を流すなどの工夫が必要になった。アップデートでこんな仕様変更がされたら、既存の水流系の装置は全滅になる恐れがある。

サーバー

 PS4版ではもはや絶望的なRealmsが統合版にはある。ワールドをサーバーに置いて、フレンドが好きな時にやってきてプレイできるのだ。ただし約900円/月は結構お高い。Java版と違って、統合版のサーバーアプリはMojangが公式に配布していないが、有志がいくつかのカスタムサーバーアプリを公開しているようだ。早速、Javaやサーバーに詳しい部員のプログラマA君が、NukkitXで、試験的にサーバーを立ち上げてくれた!ワールドにアクセスできたものの、動物や敵Mobが一切沸かない※1、アイテムをクラフトできない不具合があって※2、残念ながら遊べなかった…。それにしても、Switch版でも、こんな野良サーバーへアクセスできたら凄いな(笑)。
※1 MobはMobPluginを入れると湧くようになったが、バイオームなどは考慮されない。
※2 自力で修正して、一応クラフト可能にした。コントローラで操作した時のクラフトのパケットに対応していなかったのが原因。

その他

  • オートセーブを無効にできない。随時「ワールドのコピー」でバックアップした。
  • トロッコが超ノロい! 手動だと歩く速度と変わらない…(涙)
  • 効果音がいろいろ抜けている。クラフト時の音や、剣以外の道具が壊れたときの音がしない。
  • バイオームが大き過ぎてマップが単調。コンソール版の[大]相当らしい。
  • 設定の[表示距離]を最大の16チャンクにすれば、かなり遠くまで描画されてPS4版と遜色ない。また、非力なIntel NUC(6i5SYH)でプレイしたが、さくさく動いてJava版よりかなり軽い印象。

 とりあえず、エンチャントテーブルを作ってスケルトントラップでレベルを上げて、水中呼吸のヘルメット作成まで遊んでみた。かなり普通に遊べてしまえる。Switch版では、いくつか不満な点も互換性を考慮して、コンソール版と合わせてくれるかも知れない。発売が楽しみだ。

そして6月21日…

 期待は完全に裏切られた。Win10版と全く同じ。1bitもコンソール版への配慮は無い。しかも、メニュー画面で裏の処理が重いとUIの応答が悪くBGMがプチプチ途切れる、起動するとMSアカウントの紐づけのため、「他デバイスで以下のURLにアクセスしてください」という、不親切極まりないポップアップが出る始末。Switch Editionからのアップデートユーザーが可哀想過ぎる…。
 参考→ Minecraft(Bedrock)


 マイクラやこのページに関するコメントは、Twitterか、こちらのBlogへ。