c.mosの日記

世の中を動かそうと思うなら、世の中の邪魔にならぬ処でやれ (野良犬)

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国民審査
知らなかったのだが、審査を受けるのは、「任命後最初の総選挙、および10年を経過した後の総選挙」だそうな。ということは、選挙の直前に任命された裁判官は、最高裁で一度も判決を出さずに審査を受けてオッケーというケースもあるわけだ。大抵は60歳以上で就任、70歳定年だから10年後の再審査もありえない。これはおかしいでしょ。憲法改正しなきゃだめでしょ。行政訴訟で、日の丸マンセーな判決を出して憚らないお役人裁判官など、もっとマスコミで報道してとっとと罷免すべきだと思うが、あまりにも情報が無さすぎる。(参考→ http://senkyo.yahoo.co.jp/judge/

| 世の中 | comments (5) |

mohno
> 日の丸マンセーな判決

たとえばどんなの?
最高裁の判決がマスコミにこびるようになったら世も末。
(裁判員制度は、そんな感じだけど)
c.mos
> たとえばどんなの?
といわれても、すぐに検索できないんだよ!
サンプロの司法シリーズで、「こ、この裁判官たちっていったい…」とあきれかえって、ニュースの深層でこの本も買って(まだ読んでないけど)、東海テレビの「裁判長のお弁当」とかも見て、ほんとに信念持ってる(=出世を諦めてる)裁判官って、ほんの一握りだと確信したよ。

確かに、司法がマスコミにこびて厳罰化に走る最近の傾向はよくないと思うけど、上しか見てない裁判官よりりはマシだと思う。
mohno
判例検索したかったら、ココにあるよ。
→ http://www.courts.go.jp/search/jhsp0010?action_id=first&hanreiSrchKbn=01

「裁判長のお弁当」って知らないけど、判決を批判するときは、その判決文読んでからね。

まあ、当たり前といえば当たり前だけど、判決文は妥当な判決になるように書いてあるから、本当に問題があるかどうかは裁判を傍聴しないとわからないのかもしれないけれどね。たとえば冤罪が起きるという問題は、裁判官よりも取調べに原因があったりするわけよ。あるいは法の網をかいくぐるような話は、法律の整備に問題があったりとか(その場合は、立法、つまり国会の問題)。行政訴訟といっても、本来行政は「型どおりに行うもの」だから、決して「情に厚くあるべき」ではない(というか、それやりはじめたら大変だよ)。

あるいは、グレーゾーン金利が最高裁で実質クロ扱いされることになって(*)、借金してた人にとっては喜ばしいことだけれど、グレーだけど違法ではないと思って営業していた側にとっては大変なことになったわけだ。(おかげで、過払い金返済の弁護士コマーシャルまで出てくるようになった) もちろん、元々グレーゾーンが存在していたこと自体に問題があったのだし、正しい判決なのだろうけれどね。

*平成18年。判決文はこちら→ http://www.courts.go.jp/hanrei/pdf/11C516A8F4C2B560492570F50026838F.pdf
裁判官は、中川了滋、滝井繁男、津野修、今井功、古田佑紀。
kochikuya
私はこの国民審査は、最高裁判事になる前にこの人達が高裁や地裁でだした判決を見る事にしております。結構きわどい思想を持っているのではないかと思う判決もあったりするし。。。(^_^)
c.mos
すっかり忘れた頃にレス。(^^;

国民審査の公報を読んで、結論。
東大法学部卒で、判事一筋の経歴の3名に、機械的に×を付けます。
とにかく、文系バカによる官僚支配で日本を滅ぼした戦犯は、東大法学部の奴らですから。

>グレーゾーン金利
過去に遡っての過払い金の返済なんて、どう考えてもおかしいよね。
耐震偽装で建築基準を厳しくして建築不況を招いたのと同じ、官僚の浅読み。






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