c.mosの日記

世の中を動かそうと思うなら、世の中の邪魔にならぬ処でやれ (野良犬)

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レディ・プレイヤー1

(ネタバレあり)
終盤の乱戦が話題になってるが、この映画の魅力はコアなSF/FT映画ファンの心をくすぐるネタにある。まずは冒頭の模型のシーンでサイレント・ランニングの宇宙船!w そしてもちろんキーラはイチオシFT映画のダーククリスタル。そして2つ目の鍵の舞台はシャイニングのホテル。気付かなかったが、カーレースにはクリスティーンの呪われた車が出ていたり、ファイアスターターのポスターがあったらしい。(→元ネタ超徹底ガイド) いやぁ、映画オタクでよかったw 「オタクはにおいで分かる」というセリフに思わずニヤリw

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MX4D

エイリアン・コヴェナントをTOHOシネマズ海老名のMX4D吹替えで観た。4Dだからてっきり3D+αだと思っていたら、3Dじゃなかったw シアターの前に係員が立っていて、手荷物をロッカーへ預けるように言われる。座席にシートベルトは無い。放り出されないかちょっと心配になるw 宇宙船の遠景シーンではシートがゆったりと傾き、戦闘や格闘シーンではドカドカと強烈な振動がくる。そしてエイリアンでお馴染みの飛び出すシーンでは、プシューっと顔面に水しぶきが! おいおい、メガネが汚れるじゃないか…と思ったら、全く汚れていなかった。その他、スクリーンの下からもやが出てくる、スクリーンの左右のストロボが光る、前面から風、あと足元に何かが触ったような気がする場面もあった。アトラクションとしてはなかなか面白かったが、+1,000円という値段は微妙か…。映画の中身については、プロメテウスの方が断然面白かった。ヒロインも地味だったし。→プロメテウス

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オデッセイ
吹き替えで観て大正解! NASAの長官がニュースルームのジェフ・ダニエルズで、吹き替えも同じ郷田ほづみだよ!この時点で舞い上がっていたが、観終わったあとは本当に幸せ気分で一杯だった。前評判ではSFファンの評価が高かったが、SF的な面白さというより、一丸となって難局を乗り越えようとする熱いチームが素晴らしい。「悪い人が出てこない。怒鳴り合いもない。これが本当のプロだ」というつぶやきもあった、その通りだと思う。ちなみにリドリー・スコットらしさは全く無かった。アカデミーの作品賞を逃して残念!

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イミテーション・ゲーム
アラン・チューリングはもちろん名前は知っていたが、強く惹かれたのは近藤滋教授のWeb連載「誰がチューリングを殺したのか」を読んでからである。コンピュータだけでなく、晩年に形態形成の研究を行い、反応拡散方程式を導き出したところが凄い。この哀しい天才の人生をぜひ映画で観たい、そんな期待がようやく実現した。それも完璧な作品として。涙が止まらなくて本当に困った。劇場を出たあと、明るい午後の日差しの中、見渡す風景が違って見えた。

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クロニクル
しばらく解約していたWOWOW、CSI13一挙放送とハンガーゲーム2をやるので10月から再契約した。本作は超能力学園モノってだけで録画したが、何の予備知識もなく観られた私は、ものすごーく幸運だったかもw なんとなく悲しいラストは予感させていたが…、終盤はまさにこれだね。劇中に出てくるhubrisという言葉がキー。つくづく大友克洋は偉大だ。

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エンダーのゲーム

「ゲド戦記」と「エンダーのゲーム」は、私にとっていわば聖書だ。汚されたくない。それだけに事前情報は一切遮断して一発勝負に臨んだ。

生きててよかった…(涙) 配役、映像、すべての面で斬新さは無いが、原作ファンのイメージを損なうことなく堅実に仕上がっていた。ピーターのエピソードはばっさり削除されていたし、巨人の飲み物のマインドゲームも凡庸な代物だったが、湖でのバレンタインとの再会、ラストの決戦シーン、大満足。ちなみにメイザー・ラッカムとのコンビは『ヒューゴの不思議な発明』、ペトラは『トゥルー・グリッド』のヒロインだったのか。どちらも観てるのに気づかなかったよw

エンダーシリーズは、2作目の「死者の代弁者」が最高だ。映像化はまず不可能だと思うが、『ミスト』のフランク・ダラボン監督で…とか夢想するw

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パシフィック・リム

アバター以来、109シネマズ川崎のIMAX3D吹替えで観た。周りはお兄さんばかりw 燃えた~!2時間があっという間。エンドロールを観ながら歓喜に打ち震えていたw しかも最後に「レイ・ハリーハウゼンと本多猪四郎に捧ぐ」だもんね♪ 監督が日本大好きのロボット&怪獣ヲタクだと後で知った。言ってしまえば「人型ロボットが怪獣と戦うだけの映画」なんだけど、こんな映画は観たことない。何が違うんだろう?圧倒的な重量感と、のしかかってくるようなローアングルかなぁ。スクリーンに没入して、座席が傾いてる感覚に陥った。パイロット2人が並んでガシガシ動かすのもかっこいい。イエーガーは全長80m前後の設定だから20階建ビルくらい。とにかく超巨大ロボ対怪獣のガチバトルを、全力投球で再現しちゃったところかな。登場人物では、菊地凛子がかっこ良かった~!吹替えの林原めぐみも大正解。あと2人の学者がスターゲイト、アトランティスファンにはたまらない感じ。鹿野司さんが、数学者を「チューリングっぽい」とつぶやいてた。これで観に行くことにしたんだけどw 私の中では、ミストクローバーフィールドと物語が繋がっている、怪獣三部作w

ちなみに3Dメガネが眼鏡の上に収まり悪くてずり落ちる。そのせいかクロストークもかなりあった。アバターの時は気にならなったけど。

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大好きな洋画
Favoriteページを新設。まずはBlu-ray(国内版)未発売の大好きな映画。ジャンルは随時追加する予定。ちなみにデータはYAMLで記述し、spyc.phpでパースしている。

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インモータルズ
またミッキー・ロークがB級映画に出てるよ、しかもジョン・ハートも!…って、期待もせずに録画したんだけど、冒頭の檻のシーンからして普通じゃない。奇抜な衣装(とくに冠)はまるでザ・セルだ!(同じ監督&衣装デザイン石岡瑛子と後で知ったw)これは、久々にゾクゾクするダークファンタジーだなぁと…。 1時間過ぎで状況が一変、そんなレベルじゃないぞ。やばい、やばすぎるっ! 超かっこぇええっ!まさに神が神!w あとはもう、恍惚として魅入ったのでありました。

このノリは「コナン・ザ・グレート」をTVで見て以来何度かあるんだけど、当時会社の寮の15型テレビで、よくのめり込めたよなぁと思う。この手の映画は没入前提で、視野角90度以上が望ましい。俯瞰して物語が気になりだしたらもう楽しめない。映像は脳髄で味わうべし!

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プロメテウス
109シネマズMM横浜2D字幕で視聴。剛力彩芽に挑戦する勇気がなかったw

前置き。リドリー・スコットと言えば「エイリアン」や「ブレードランナー」だが、私にとっての神映画は「1492コロンブス」だ。ヴァンゲリスの音楽とモクシカの存在感、映像美にただ浸るのみである。その流れでまさにプロメテウスも、ただ無心で浸ればいい。腹切った直後になんで走り回れるんだーとか、宇宙人がコクピットに座ってないぞーとか、引いちゃった瞬間に負けの映画なのだw

主演がミレニアム三部作のリスベットという時点でクラクラくる。その吹き替えが剛力彩芽と知ってまたのけぞったw ドラマ「ティーンコート」は良かったけどねぇ、どう考えてもリスベット違うだろーw そうそう、シャリーズ・セロンがめちゃかっこよかったー! 思わずSHADOの司令官かとw

109シネマズMMのシアター4はフィルム上映で悲しかった。交通費ケチらず川崎のIMAXで観ればよかったなぁ。同じ109なのに天と地。ま、3D版のBDで観直そう。

# 余談だけど、人類創生ネタとしてはJ.P.ホーガンの「星を継ぐもの」3部作を映画化して欲しかったなぁ。

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