科学と神秘のあいだ
2010/06/09 10:17
http://www.amazon.co.jp/dp/448086072X
4月から始まった宮崎哲弥のトーキング・ヘッズのゲスト、菊池誠の著書。SFとロックが趣味でテルミン演奏者という、かなり個性的な人。でも、とても良い本だ。柔らかい文体で攻撃的な記述は微塵もなく、それでいて本質を突いている。ただ、この手の本を読んでいつも思うのは、私のように共感できる人にはそれほど必要ないし、読むべきあっち側に逝っちゃった人には、たぶん届かないだろうな…。占いや神秘好きの若者向けかな? ドーキンスの『利己的な遺伝子』が紹介されてるけど、私はそれと『複雑系』を読んで以来、神や霊的なものなど一切存在しない派に転向した。それまではライアル・ワトソンとか結構ハマってたけど(^^;
→過去日記
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